経産省、レジメーカー等に軽減税率対応を要請
経済産業省はこのほど、レジメーカーやシステムベンダーとの「消費税軽減税率対応への強化・加速化に向けた特別会合」を開催した。これは、中小企業・小規模事業者の軽減税率対応の強化に向けた事業者向け支援等に力を入れている同省が、更なる後押しを目的として開催したもの。
この中で同省は、レジメーカーやシステムベンダーに対し、レジ・システム補助金の一層の積極的な活用、全国津々浦々への営業・販売の強化、制度直前期に向けた万全の顧客サポート、中小企業団体等が開催する説明会・講習会への協力…等を要請した。
このうち「レジ・システム補助金の一層の積極的な活用」については、消費税軽減税率制度の実施に備えた中小企業・小規模事業者支援措置に関する経済産業省作成の広報資料等を活用し、営業活動やメンテナンス等で顧客を訪問する際に利用するなど、あらゆる機会を通じた周知と支援措置の積極的な活用を依頼している。
消費税率引上げと軽減税率制度の実施が本年10月1日に迫る中、両者は、軽減税率対応に向けた取組みを一層、強化・加速化していくことを確認した。
レジメーカー・システムベンダーとの「消費税軽減税率対応への強化・加速化に向けた特別会合」の開催について
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)