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日本産酒類の輸出金額が7年連続過去最高更新

 近年、官民上げて日本産酒類の輸出を積極的に行っているが、さきごろ公表された国税庁の平成30年分の日本産酒類の輸出動向によると、酒類全体の輸出金額が7年連続で過去最高を更新し、輸出数量も過去最高水準となっており、その効果が表れていることが分かった。

 同年分の日本産酒類の輸出金額は618億2700万円(前年545億300万円)と13.4%増加して、輸出数量も17万5496kl(同16万8938kl)と3.9%増加し、ともに9年連続して伸びており、平成21年分と比べてともに約4倍に増えている。

 酒類別では総輸出金額の3分の1超を占める清酒が、純米酒、吟醸酒といった特定名称酒の輸出の好調が続いており、輸出金額は19%増加の約222億3200万円、輸出数量も9.6%増加の2万5747klと、いずれも9年連続で過去最高を更新した。また、リキュールやウイスキーも順調に伸びている。

 国(地域)別の輸出金額をみると、上位3位は、アメリカ、韓国、中国の順となっている。

酒類の輸出金額・輸出数量の推移について

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)

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 近年、官民上げて日本産酒類の輸出を積極的に行っているが、さきごろ公表された国税庁の平成30年分の日本産酒類の輸出動向によると、酒類全体の輸出金額が7年連続で過去最高を更新し、輸出数量も過去最高水準となっており、その効果が表れていることが分かった。 同年分の日本産酒類の輸出金額は618億2700万円(前年545億300万円)と13.4%増加して、輸出数量も17万5496kl(同16万8938kl)と3.9%増加し、ともに9年連続して伸びており、平成21年分と比べてともに約4倍に増えている。 酒類別では総輸出金額の3分の1超を占める清酒が、純米酒、吟醸酒といった特定名称酒の輸出の好調が続いており、輸出金額は19%増加の約222億3200万円、輸出数量も9.6%増加の2万5747klと、いずれも9年連続で過去最高を更新した。また、リキュールやウイスキーも順調に伸びている。 国(地域)別の輸出金額をみると、上位3位は、アメリカ、韓国、中国の順となっている。
2019.03.19 17:31:42