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今年10月から消費増税対応で初診料を引上げ

消費税

 今年10月から病院等に支払う初診料が60円引き上げられる。これは10月に8%から10%への引上げが予定されている消費増税に伴うもの。診療報酬について議論する中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)が13日に根本匠厚労相に答申した。

 初診料は60円引き上げられ2880円に。2回目以降に支払う再診料は10円引き上げられて730円になる。ただしこれは公定価格であり、健康保険により患者が実際に支払う金額はこのうち1~3割となる。

 医療機関の収入の大部分は社会保険診療報酬だが、これらは消費税非課税扱い。一方、医療機器の取得や大規模修繕、医薬品や委託費などの経常経費には消費税が課税されている。医療機関が支払った消費税は仕入税額控除できず、いわゆる損税が発生している状態。

 今回の初診料や再診料の引上げは、医療機関の仕入れにかかる増税分の負担を賄えるよう診療報酬に増税分を上乗せして対応するものである。

 しかし、8%への消費増税時にも同様の対応が図られたが、常に高額な最新医療機器を備える病院等では仕入額が大きくなりがちで、この「上乗せ分」ではカバーできていない現状がある。消費増税に伴う医療機関の負担軽減策には課題も多く、今後の対応に関心が寄せられている。

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)

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 今年10月から病院等に支払う初診料が60円引き上げられる。これは10月に8%から10%への引上げが予定されている消費増税に伴うもの。診療報酬について議論する中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)が13日に根本匠厚労相に答申した。 初診料は60円引き上げられ2880円に。2回目以降に支払う再診料は10円引き上げられて730円になる。ただしこれは公定価格であり、健康保険により患者が実際に支払う金額はこのうち1~3割となる。 医療機関の収入の大部分は社会保険診療報酬だが、これらは消費税非課税扱い。一方、医療機器の取得や大規模修繕、医薬品や委託費などの経常経費には消費税が課税されている。医療機関が支払った消費税は仕入税額控除できず、いわゆる損税が発生している状態。 今回の初診料や再診料の引上げは、医療機関の仕入れにかかる増税分の負担を賄えるよう診療報酬に増税分を上乗せして対応するものである。 しかし、8%への消費増税時にも同様の対応が図られたが、常に高額な最新医療機器を備える病院等では仕入額が大きくなりがちで、この「上乗せ分」ではカバーできていない現状がある。消費増税に伴う医療機関の負担軽減策には課題も多く、今後の対応に関心が寄せられている。提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)
2019.02.20 16:46:41