五輪開催で来年度の税理士試験日を調整
国税庁は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、来年度の税理士試験日を例年より後ろにずらす。
例年、税理士試験は8月上旬の火曜日から木曜日にかけての3日間に実施されている。ここ数年をみると、平成27年こそ例外的に8月18日~8月20日だったが、28年は8月9日~8月11日、29年は8月8日~8月10日、30年は8月7日~8月9日に行われており、今年、平成31年度(第69回)は8月6日~8月8日に実施するスケジュールが発表されている。
一方、来年のオリンピックは7月24日から8月9日まで、パラリンピックは8月25日から9月6日まで開催される。
このため、例年の日程で税理士試験を実施した場合、五輪観戦客の宿泊の影響で、開催期間中の東京での受験生の宿泊先の確保ができなくなる恐れがあることから、試験会場が確保されることを前提として、平成32年度の試験は8月18日(火)~20日(木)の日程で実施する予定。
税理士試験は、平成30年度の場合、全国14の会場で行われ、東京では、早稲田大学早稲田キャンパスと、立教大学池袋キャンパスで実施されているが、試験日は全国一律となっている。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)