税務職員採用試験で女性申込者5年ぶりに3割超え
人事院がこのほど公表した平成30年度税務職員採用試験の申込状況によると、申込者に占める女性の割合が25年度以来5年ぶりに3割を超えることがわかった。
高校卒業程度を対象とする税務職員採用試験の申込者総数は、前年度に比べ581人減の8011人。このうち女性の申込者は29人増の2517人で、申込者に占める女性の割合は31.4%となった。女性の割合は25年度(34.2%)までは3割台が続いていたが、以後、26年度27.3%、27年度27.6%、28年度28.2%、29年度29%と、2割台にとどまっていた。
30年度試験は、1次試験(学科)を9月2日に、2次試験(人物試験・身体検査)を10月10日~19日までの間の指定された日に実施、最終合格者は11月13日に発表される。最終合格者発表後、採用面接を行い採用内定者に通知する。採用予定は780人。
試験合格者の国税局採用は31年4月なので採用年度は31年度になる。採用後は税務大学校に入校し、普通科79期生として1年間の全寮制の研修後、各税務署に配属される。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)