納税コールセンター、日曜の電話催告を実施
集中電話催告センター(納税コールセンター)は5月27日(日)、閉庁日の電話催告を実施した。納税コールセンターでは、国税を納期限までに納付していない人に対し、所轄の税務署に代わって国税局の職員が電話や文書による納税催告を行っている。
滞納額100万円未満の少額滞納と新規滞納を対象としており、国税総合管理システムから送られてくる滞納者情報データを基に自動的に機械が電話をかける「集中電話催告システム」を利用。滞納者が応答したら担当職員のパソコン画面に自動でその滞納者の滞納税額等の情報が表示される仕組みで、職員がその画面を見ながら滞納者と電話催告を行う。
納税コールセンターは通常、土日祝日は閉庁しているが、毎年この時期に閉庁日の電話催告を行っており、今年は5月27日(日)のほか6月10日(日)にも実施する。
また、国税庁では閉庁日の電話催告に併せて、職員を装った不審な電話への注意を呼びかけている。納税コールセンターでは、国税の納税のために金融機関の口座を指定して振込みを求めるようなことや、金融機関等のATM操作を求めることはない。納税する場合には、原則として納付書によって所轄の税務署や金融機関の窓口で行うよう促している。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)