29年度ネット公売の落札総額は3.7億円
国税庁はこのほど、平成29年度インターネット公売の実施結果を公表した。同年度のインターネット公売は、4回実施され、延べ約9200人が参加申込みを行った。
その結果、出品された公売財産1637物件のうち、半数強の821物件が落札され、その落札総額は3億7082万円。内訳をみると、動産等は869物件出品のうち631物件(落札率72.6%)が落札され、その落札総額は9091万円。また、不動産等は768物件出品のうち190物件(同24.7%)が落札され、その落札総額は2億7991万円だった。
なお、国税庁では現在、平成30年度第1回ネット公売の参加申込みを行っているが、同年度のネット公売回数をこれまでより2回増やして年6回開催する予定だ。
平成30年度の第1回ネット公売は、リゾート会員権、自動車、建設機械、絵画、土地、土地付建物などを公売予定財産として、公売参加申込受付期間は30年4月27日(金)13時~5月9日(水)17時、買受申込期間は5月18日(金)13時~5月21日(月)13時、最高価申込者の決定日は5月23日(水)10時、買受代金の納付期限は6月5日(火)14時の日程で実施される。
提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)