HOME ニュース一覧 国税庁、「公的年金等の源泉徴収票」記載ミスで注意喚起

税ニュース

国税庁、「公的年金等の源泉徴収票」記載ミスで注意喚起

 日本年金機構が年金受給者に送付した「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」の記載内容に、誤りがあることが判明した。

 日本年金機構の発表によると、平成30年1月12日以降に「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」を送付したが、一部の源泉徴収票について、「控除対象配偶者」及び「控除対象扶養親族」の氏名(漢字氏名、フリガナ)に誤りがあることが判明したという。なお、「支払金額」、「源泉徴収税額」等、他の項目についての誤りはない。

 誤りが生じた原因はデータ入力ミス。「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」の作成に当たっては、受給者が提出した「平成29年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」に基づいて、委託契約業者が控除対象配偶者の氏名等のデータ入力処理を行ったが、その際に誤りが発生したという。日本年金機構によると、該当者には早急に正しい源泉徴収票を作成したうえで、1月末を目途に再送付するとのこと。

 これを受け国税庁でも、受け取った源泉徴収票の記載内容を確認し、記載内容に誤りがある場合は、正しい源泉徴収票が送付された後に、確定申告書を作成するようホームページ上で呼びかけている。

 なお、既に確定申告書を提出済みの人で、源泉徴収票の「控除対象配偶者」及び「控除対象扶養親族」の氏名に誤りがあり、是正が必要な場合については、税務署から連絡するという。

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)

この記事のカテゴリ

関連リンク

外国人旅行者向け免税制度、一般物品と消耗品の合算認める

税務・会計に関する情報を毎週無料でお届けしています!

メルマガ登録はこちら


税ニュース
/news/tax/2018/img/img_kokuzei_01_s.jpg
 日本年金機構が年金受給者に送付した「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」の記載内容に、誤りがあることが判明した。 日本年金機構の発表によると、平成30年1月12日以降に「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」を送付したが、一部の源泉徴収票について、「控除対象配偶者」及び「控除対象扶養親族」の氏名(漢字氏名、フリガナ)に誤りがあることが判明したという。なお、「支払金額」、「源泉徴収税額」等、他の項目についての誤りはない。 誤りが生じた原因はデータ入力ミス。「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」の作成に当たっては、受給者が提出した「平成29年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」に基づいて、委託契約業者が控除対象配偶者の氏名等のデータ入力処理を行ったが、その際に誤りが発生したという。日本年金機構によると、該当者には早急に正しい源泉徴収票を作成したうえで、1月末を目途に再送付するとのこと。 これを受け国税庁でも、受け取った源泉徴収票の記載内容を確認し、記載内容に誤りがある場合は、正しい源泉徴収票が送付された後に、確定申告書を作成するようホームページ上で呼びかけている。 なお、既に確定申告書を提出済みの人で、源泉徴収票の「控除対象配偶者」及び「控除対象扶養親族」の氏名に誤りがあり、是正が必要な場合については、税務署から連絡するという。提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)
2018.01.25 09:21:30