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厚労省、社内保育施設に税優遇

 待機児童問題が深刻化する中、厚生労働省はこのほど、事業所内保育施設を設置する企業に対して税制上の優遇措置を講じる税制改正要望を財務省に提出した。政府が掲げる働き方改革に足並みを揃えたもの。要望内容は、事業所内に設置した保育施設や、これと同時に取得した遊戯具、家具、防犯設備の割増償却措置を講じるとするもの。

 平成29年4月1日施行の新くるみん認定・新プラチナくるみん認定を取得して仕事と育児の両立支援により積極的に取り組んでいる企業については、この優遇措置を拡充する。

 くるみん認定とは、次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が企業に対して行う認定のこと。認定企業はくるみんマーク・プラチナくるみんマークを広告等に付してイメージアップや優秀な従業員の採用・定着などにつなげることができるほか、くるみん税制(一定資産の割増償却)を適用できる。

 厚労省では、「待機児童解消、仕事と子育ての両立支援の実現、そして女性の就業希望を叶える上で、保育の受け皿の確保は喫緊の課題であり、事業所内保育施設の設置に関する税制上の優遇措置により、保育の受け皿の早急な整備を促すことが必要」として実現に期待を寄せている。

 なお、既存のくるみん税制については、割増償却対象資産の精選、対象を初回認定企業に限定する条件等の緩和など、合理化を図った上で統廃合を行うとしている。

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)

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3月31日更新

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 待機児童問題が深刻化する中、厚生労働省はこのほど、事業所内保育施設を設置する企業に対して税制上の優遇措置を講じる税制改正要望を財務省に提出した。政府が掲げる働き方改革に足並みを揃えたもの。要望内容は、事業所内に設置した保育施設や、これと同時に取得した遊戯具、家具、防犯設備の割増償却措置を講じるとするもの。 平成29年4月1日施行の新くるみん認定・新プラチナくるみん認定を取得して仕事と育児の両立支援により積極的に取り組んでいる企業については、この優遇措置を拡充する。 くるみん認定とは、次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が企業に対して行う認定のこと。認定企業はくるみんマーク・プラチナくるみんマークを広告等に付してイメージアップや優秀な従業員の採用・定着などにつなげることができるほか、くるみん税制(一定資産の割増償却)を適用できる。 厚労省では、「待機児童解消、仕事と子育ての両立支援の実現、そして女性の就業希望を叶える上で、保育の受け皿の確保は喫緊の課題であり、事業所内保育施設の設置に関する税制上の優遇措置により、保育の受け皿の早急な整備を促すことが必要」として実現に期待を寄せている。 なお、既存のくるみん税制については、割増償却対象資産の精選、対象を初回認定企業に限定する条件等の緩和など、合理化を図った上で統廃合を行うとしている。
2017.09.07 08:46:35