HOME ニュース一覧 自動車の燃費表示変更が税制にも影響か

税ニュース

自動車の燃費表示変更が税制にも影響か

 この夏から自動車の燃費表示が変更されることに伴い、エコカー減税等の適用判定に使う燃費基準値も、来年度税制改正で数値が見直されることになりそうだ。

 1リットルのガソリンで何キロメートル走れたかを数値で表したのが燃費。自動車の燃費は、省エネ法に基づき自動車メーカーに対し表示が義務付けられている。現在、自動車メーカーのカタログなどに記載されている燃費表示は、日本独自の試験方法であるJC08モード燃費が採用されている。ただし、ユーザーが実際に走行した場合の燃費は、このカタログ燃費を大きく下回っているのが実情。これは、燃費効率が悪くなる市街地での走行を数値に反映していないことが原因。

 そこでJC08モード燃費に代え、市街地・郊外・高速道路といった3つの走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験方法であるWLTCモード燃費に変更するとともに、3つの走行モードの燃費も加えた表示にする。関係する告示を改正してこの7月4日に新たな表示内容を公布・施行した。

 たとえば、「WLTCモード20.4㎞/L、市街地モード15.2㎞/L、郊外モード21.4㎞/L、高速道路モード23.2㎞/L」といった表示になる。適用は、本年夏以降で、WLTCモード燃費が算定された自動車から表示を順次切り替えていく。

 エコカー減税は、燃費性能を基準に車両重量ごとに決められている。軽減割合は2015年度基準あるいは2020年度基準の達成度合いにより異なる。現在の基準値はJC08モード燃費で表示されていることから、税制での表示もWLTCモード燃費に変更するものと思われる。

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)



この記事のカテゴリ

関連リンク

仮想通貨、消費税非課税がスタート

税務・会計に関する情報を毎週無料でお届けしています!

メルマガ登録はこちら

 

週間ニュースランキング

9月13日更新

税ニュース
/news/tax/2017/img/img_news_01_s.jpg
 この夏から自動車の燃費表示が変更されることに伴い、エコカー減税等の適用判定に使う燃費基準値も、来年度税制改正で数値が見直されることになりそうだ。 1リットルのガソリンで何キロメートル走れたかを数値で表したのが燃費。自動車の燃費は、省エネ法に基づき自動車メーカーに対し表示が義務付けられている。現在、自動車メーカーのカタログなどに記載されている燃費表示は、日本独自の試験方法であるJC08モード燃費が採用されている。ただし、ユーザーが実際に走行した場合の燃費は、このカタログ燃費を大きく下回っているのが実情。これは、燃費効率が悪くなる市街地での走行を数値に反映していないことが原因。 そこでJC08モード燃費に代え、市街地・郊外・高速道路といった3つの走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験方法であるWLTCモード燃費に変更するとともに、3つの走行モードの燃費も加えた表示にする。関係する告示を改正してこの7月4日に新たな表示内容を公布・施行した。 たとえば、「WLTCモード20.4㎞/L、市街地モード15.2㎞/L、郊外モード21.4㎞/L、高速道路モード23.2㎞/L」といった表示になる。適用は、本年夏以降で、WLTCモード燃費が算定された自動車から表示を順次切り替えていく。 エコカー減税は、燃費性能を基準に車両重量ごとに決められている。軽減割合は2015年度基準あるいは2020年度基準の達成度合いにより異なる。現在の基準値はJC08モード燃費で表示されていることから、税制での表示もWLTCモード燃費に変更するものと思われる。
2017.07.14 09:31:51