平成23年度の査察の概要 脱税額は昭和53年度以来の水準
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:07/13/2012  提供元:税務通信



 国税庁がまとめた平成23年度の査察の概要によると、同年度に処理した事案の脱税総額は192億2,100万円となり、昭和53年度の約166億円に次ぐ低い水準だった。

 平成20年9月のリーマンショックの影響で大規模な脱税事案が減少したことが主因。告発の多かった業種は建設業がトップで、商品・株式取引、人材派遣業、食料卸と情報提供サービスの順となり、ここ数年1位だった不動産業は下位へ入れ替わった。

税務通信 №3221