黒字割合25.2%と減少も欠損適用前の割合は回復
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:10/14/2011  提供元:税務通信



 国税庁は、平成22事務年度の法人税の申告事績等を公表した。平成22年4月1日から平成23年3月31日までの終了事業年度で、平成23年7月末日までに申告があった法人数は、276万2千件と前年度の99.1%に減少した。一方、申告所得金額、申告税額はともに前年度を上回る36兆1,836億円(前年度33兆8,310億円)、9兆3,856億円(前年度8兆7,296億円)となった。

 また、申告件数に占める黒字申告割合は25.2%と前年度に比べて0.3%減少したものの、欠損金の繰越控除制度適用前の黒字申告割合は49.0%と前年度に比べて2.3%上昇している。

税務通信 No、3184