東京地裁 相続人名義の預貯金を巡る訴訟で納税者側の主張を棄却
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:06/20/2014  提供元:税務通信



 相続税の調査で非違が見つかる申告漏れ財産のうち約3~4割は「現金・預貯金等」が占め、中でも相続人名義の預貯金を相続財産として申告していないケースが多い。

 相続人名義の預貯金について被相続人と相続人の間で生前贈与する旨の贈与契約が成立していたか否かを巡って争われた事件で、東京地方裁判所はこのほど、生前贈与をした事実は認められず被相続人の財産に帰属するとして、納税者側の主張を棄却する判断をした。

税務通信 No,3316