平成24年度の査察 相続税と源泉所得税の告発件数が過去5年で最多
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:06/21/2013  提供元:税務通信



 国税庁がこのほど発表した平成24年度の査察の概要によると、査察着手件数は前年度比5件減の190件と3年連続で減少した。税目別でみると、所得税以外は前年度を上回り、特に相続税(10件)と源泉所得税(6件)は過去5年間で最多となった。

 平成24年度以前に着手した事案の処理件数は191件で、このうち検察庁へ告発した件数は129件と全体の67.5%(前年度は61.9%)を占めている。

税務通信 №3267