質疑応答 相続税2割加算と直系卑属の関係を紹介
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:11/08/2013  提供元:税務通信



 質疑応答事例のうち、相続税関係の質疑では、『被相続人の直系卑属である者が養子となっている場合の相続税の2割加算』を追加している。

 相続税額の計算において、財産の取得者が一親等の血族や配偶者以外では、相続税額にその2割相当額が加算される。

 質疑では、被相続人甲の孫が、甲の養子になっている場合、2割加算の規定の対象となる者になるかどうかについて、「一親等の血族」には、被相続人の直系卑属である者であって、その被相続人の養子となっている者は含まないこととされているため、相続税の加算の対象となるとしている。

税務通信 No,3286