海外資産の非違件数は過去10年間で最高に
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:11/18/2011  提供元:税務通信



 国税庁が公表した平成22事務年度の相続税の調査状況によると、実地調査の合計件数は13,668件で、申告漏れ等の非違件数は11,276件となり、非違割合は82.5%だった。

 申告漏れ相続財産は現金・預貯金等が1,332億円と最多で、次いで土地が719億円、前事務年度まで2位だった有価証券は631億円と3位に後退した。また、海外資産の非違件数は116件と前事務年度から36.5%上昇しており、過去10年間で最高だった。

税務通信 №3189