二重課税問題で最高裁判決の射程を検討
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:11/12/2010  提供元:税務通信



 11月9日の税制調査会では、税調の専門家からなる最高裁判決研究会がまとめた「生保年金~最高裁判決の射程及び関連する論点について」とする報告書が提出された。

 最高裁判決の趣旨と、保険年金以外の相続財産で所得税との二重課税となるものがあるかを検討したもので、土地や株式、無体財産権から生じる将来の収入や、土地・株式の値上がり益などに、二重課税の問題はないと整理されている。

税務通信 No,3139