国税庁 26年度の租税滞納状況を公表
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:08/21/2015  提供元:税務通信



 国税庁は8月6日、平成26年度の租税滞納状況を公表した。

 新規発生滞納額は5,914億円と前年度より8.0%増加したが、整理済額が6,681億円と新規発生滞納額を767億円上回ったため、滞納残高は1兆646億円と16年連続で減少した。滞納発生割合は前年同様1.1%で国税庁発足以来、最も低い割合となっている。

 なお、平成26年度に悪質な事案に対して滞納処分免脱罪の告発を行った件数は8件、1年間の告発件数としては過去最高となっている。

税務通信 No,3373