東京地裁 卸売会社の株式評価を巡る事件で国側勝訴
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:12/12/2014  提供元:税務通信



 有限会社の出資者から大手卸売会社に対する持分の譲渡により卸売会社の株式の価額の増加分が卸売会社の代表者(原告)へのみなし贈与に当たるか否かを巡り争われた事件で、東京地裁はこのほど、原告側の請求を棄却した。現在、東京高裁に控訴中。

東京地裁は、持分譲渡時の価額が時価に比べて著しく低いか否かを検討した結果、卸売会社の代表者に対し相続税法第9条の“みなし贈与”の規定が適用されると判断した。

税務通信 No,3340