国税庁 法人税の調査事績を公表
カテゴリ:02.週刊税研 
作成日:11/08/2013  提供元:税務通信



 国税庁は10月31日、『平成24事務年度法人税等の調査事績の概要』を公表した。平成24事務年度(24年7月~25年6月)においては、大口・悪質な不正計算が想定される法人など調査必要度が高い法人9万3千件(前年対比72.6%)について実地調査を実施している。

 このうち、法人税の非違があった法人は6万8千件(同74.0%)、その申告漏れ所得金額は、9,992億円(同85.0%)、追徴税額は2,098億円(同96.4%)となった。

 また、源泉所得税等の調査では13万6千件(前年対比78.0%)の源泉徴収義務者について実地調査を実施し、源泉所得税等の非違があった源泉徴収義務者は3万3千件(同73.1%)で、その追徴税額は285億円(同84.8%)という結果となった。

税務通信 No,3286