大きく遅れた国税幹部職員の異動
カテゴリ:12.国税庁関係 トピック
作成日:07/28/2006  提供元:21C・TFフォーラム



 国税局長など国税庁幹部クラスの人事異動が本日28日付けで発令される。幹部人事は、7月10日の定期異動にさきがけ、ここ数年7月初め頃に発令されていたが、今年の場合、骨太の方針の発表に続きサミットが幹部の異動時期に重なったことからずれ込んだようだ。

 幹部人事が7月10日以降になったのは、平成以後でみると、昨年(7月13日)、平成9年(7月15日)、平成8年(7月12日)と3回ある。逆に平成7年は5月26日発令と異例の早さ。平成元年から5年までは6月下旬だった。いずれにしても今年の発令日は異例といえる。

 さて、幹部人事の内容だが、国税庁長官は福田進主税局長が就任。国税局長は大阪を除き入れ替わった。東京が田中正昭独立行政法人都市再生機構理事、名古屋が平沼貞次広島局長、関東信越が若狭正幸仙台局長、札幌が●田(ツルタ)明雄沖縄所長、仙台が小田嶋清治国税庁調査課長、金沢が小林幹雄税大副校長、広島が岡本榮一国税庁人事課長、高松が小西昭預金保険機構総務部審議役、福岡が杉江潤国税庁総務課長、熊本が横山恒美国税庁管理課長、沖縄が北本高男板橋署長。

 ※ ●…鶴の鳥を取った字