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税効果の適用税率の取扱いを見直し、指針案を公表~ASBJ
カテゴリ:09.企業財務 トピック
作成日:12/11/2015 提供元:21C・TFフォーラム
企業会計基準委員会(ASBJ、小野行雄委員長)は12月10日、「税効果会計に適用する税率に関する適用指針(案)」を公表した。適用(予定)は、平成28年3月31日以後終了する連結会計年度および事業年度の年度末に係る連結・個別財務諸表から。
同案は、税率変更時の取扱いを、「公布日基準」から国会における「成立日基準」に変更する措置。すなわち、
1)法人税、地方法人税および地方法人特別税について、繰延税金資産・負債の計算に用いる税率を、決算日において国会で成立している税法(法人税、地方法人税および地方法人特別税の税率が規定されているの)で規定されている税率にする。
2)住民税法人税割および事業税所得割について、繰延税金資産・負債の計算に用いる税率を、決算日において国会で成立している税法(住民税等の税率が規定されているもの)に基づく税率にする。
なお、同案に寄せられたコメントを踏まえ、年度内に確定させる。
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