「収益認識」会計基準案、平成２９年６月までに公表～ＡＳＢＪ
カテゴリ:09.企業財務　トピック
作成日:09/30/2016　　提供元:２１Ｃ・ＴＦフォーラム


　企業会計基準委員会（ＡＳＢＪ、小野行雄委員長）は９月２８日、「現在開発中の会計基準に関する今後の計画」を公表した。公開草案等の公表予定時期は、以下の通りである。

　【会計基準】は、１）収益認識に関する会計基準：国際会計基準（ＩＦＲＳ第１５号）および米国会計基準（Ｔｏｐｉｃ６０６）の強制適用日を踏まえ、平成３０年１月１日以後開始する事業年度に適用が可能となることを念頭に、平成２９年６月までに公開草案を公表。２）法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準（監査・保証実務委員会実務指針第６３号の移管）：平成２８年１０月から１１月の間に公表草案を公表。

　【指針等】は、１）リスク分担型企業年金に係る会計処理に関する指針：平成２８年１０月から１１月に最終化。２）一括取得型により自社株式取得取引に係る会計処理に関する指針：公開草案の公表時期は未定。３）権利確定条件付きで従業員等に有償で発行される新株予約権の企業における会計処理に関する指針：公開草案の公表時期は未定。４）（プライベート・ファイナンス・イニシアティブ（ＰＦＩ）事業における）公共施設等運営権に係る会計処理に関する指針：平成２８年１０月から１１月の間に公開草案を公表。５）実務対応報告第１８号の見直し：平成２９年３月までに最終化。

　詳細は、こちらを参照のこと。