マイナンバーを「内容まで知っている」、いまだ43.5%
カテゴリ:14.各省庁関係 トピック
作成日:09/07/2015  提供元:21C・TFフォーラム



 マイナンバー(社会保障・税番号)を配布する10月1日が迫るなか、同制度を「内容まで知っていた」との回答割合は、1月の前回調査(28.3%)より上昇したものの、いまだ43.5%にとどまっていることが、内閣府が7〜8月にかけて実施した「マイナンバー制度に関する世論調査」結果(有効回答数1773人)で明らかになった。「内容は知らなかったが、言葉は聞いたことがある」が46.8%、「知らなかった」は9.8%だった。

 個人番号カードのメリットの認知度では、「運転免許証やパスポートのように公的な身分証明書として使用できること」が38.5%で最も多く、次いで「マイナンバーの提示が必要な様々な手続きで、個人番号カードがあれば1枚で手続きが済むこと」(32.1%)、「印鑑登録証や図書館カード、健康保険証など複数の機能を1枚のカードに持たせることができること」(26.2%)などが続き、「知っていたことはない」は41.3%だった。

 個人番号カードの魅力では、「マイナンバーの提示が必要な様々な手続きで、個人番号カードがあれば1枚で手続きが済むこと」(34.3%)や「運転免許証やパスポートのように公的な身分証明書として使用できること」(33.8%)が上位に挙げられた。個人番号カードの取得希望については、「希望する」の24.3%を「希望しない」が25.8%と上回り、「現時点では未定」とする人が47.3%と半数近くを占めた。

 一方、法人にも10月以降、国税庁から登記上の所在地宛に13ケタの法人番号が通知されるが、法人番号の認知度については、「内容まで知っていた」は9.8%(1月調査3.1%)と1割未満に過ぎなかった。「内容は知らなかったが、言葉は聞いたことがある」が13.8%(同9.8%)、「知らなかった」が76.4%(同87.1%)となっており、内容を知らなかった人は9割にのぼる。

 マイナンバー制度に対する期待については、「社会保障、税、災害対策に関する行政事務で添付書類が減るなど、手続きが簡単になる」が38.7%で最多、次いで「個人番号カード1枚で、健康保険証など複数の機能を持たせることができるようになる」(32.9%)、「社会保障の不正受給や税の不正還付を防ぐことができるようになる」(27.5%)などが挙げられ、「特に期待することはない」との回答も31.2%あった。

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