東証1部上場企業の独立取締役、昨年より1301名増
カテゴリ:16.その他 トピック
作成日:09/09/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 日本取締役協会(宮内義彦会長)は8月23日付で「上場企業のコーポレートガバナンス調査」(2016年8月1日集計結果)を公表した。

 それによると、東証1部上場企業1970社の取締役総数1万8304名のうち、独立取締役は4271名と昨年より1301名増え、全体の23.3%に及ぶことが分かった。独立取締役を選任する企業の比率も97.2%に達している。

 独立取締役を2名以上選任している企業は、1583社と全体の80.3%を占め、昨年に比べて31.2%増えた。うち3人以上選任している企業は505社(25.6%)と昨年の2倍になった。

 ただし、コーポレートガバナンス・コードが推奨している、独立取締役のみ会議体の設置(3人以上または3分の1以上の選任)は全体の23.3%にとどまっている。

 取締役協会は「ガバナンスの形式は整いつつある中、これからは独立取締役の入った取締役会で何をするか」を今後の課題として挙げている。

 詳細は、こちらを参照のこと。