欲しいキャンピングカー購入なら「消費増税負担」もやむなし
カテゴリ:16.その他 トピック
作成日:03/17/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 (一社)日本RV協会が今年1月中旬から2月中旬にかけて実施した消費税率引上げに関するユーザーアンケート(回答者約200人)によると、予定どおり来年4月に消費税率が10%に引き上げられた場合、キャンピングカーの購入計画に影響を与えるかとの質問に、「大いに影響を与える」と回答したユーザーは4割弱の37.6%で、「影響を与える可能性もあるが、まだそこまで深く考えていない」の27.1%と、「多少影響を与える」の21%を合わせた85.7%が何らかの影響を受けると想定していることが分かった。

 また、自動車については、消費税率の引上げの際に実施される一定の取引について引上げ前に契約していれば、引上げ後の引渡しでも引上げ前の消費税率が適用される経過措置の対象となっていないが、実際に消費税の引上げが実施された場合の対応をみると、最も多いのが「納期の都合で、消費税アップ分が加算されても、それが欲しい車(キャンピングカー)なのだから、我慢して購入する」が35.1%と最も高い。

 通勤等に利用する自動車と違って趣味の面が強いキャンピングカーであるからか、“いたしかたない”と感じているようだ。以下、「あらかじめ消費税アップ分を考慮し、出費の総額を考慮した車種を選択する」(30.6%)、「消費税の影響が出ないうちに購入すれば問題がないと思っている」(23.1%)と続いており、消費税率が上がることに対して、自分たちの対応策を考えている様子がうかがえる。

 なお、キャンピングカーの購入計画で最も慎重に検討したものでは、5人に1人が「必要だと思っている装備類の機能および(オプションの場合はその)価格」と回答している。
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