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2020年の有給休暇取得日数は世界的に低下の傾向

 2020年は新型コロナ感染症が世界中の人々の生活に多大な影響を及ぼしたが、大手総合旅行のエクスペディアが世界16地域9200名を対象に実施した毎年恒例の「有給休暇の国際比較調査」結果によると、2020年は世界的に有給休暇の取得日数が例年と比較して少ないことが明らかになった。調査地域のなかで唯一、例年より有給休暇取得日数が増加したのは「台湾」で、通常は14日のところ2020年は15日と1日増加している。

 2020年に有給取得日数が最も多かったのは「ドイツ」(例年30日)と「ドイツ」(同28日)の25日で、ともに例年よりも減少している。日本では例年10日に対して2020年は9日と1日減る結果になったが、その他の地域と比較すると大きな変化はなかった。昨年までの調査では、日本は世界で有給休暇の取得日数が最も少ない傾向にあったが、2020年は日本より有給休暇取得日数が少ない地域も多くなった。

 有給休暇を取得しない理由としては、世界的には「新型コロナの影響でどこにも旅行できない」(33%)というものが最多となり、新型コロナにより出かけられなかったことが世界的な有給休暇取得の低下に影響を与えていることが分かった。一方で、日本では「緊急時のために取っておく」(30%)との回答が最も多く、2位に続いた「人手不足など仕事の都合上難しい」(22%)とあわせて、昨年と同様の結果になった。

 日本の有給休暇を取得しない理由では「新型コロナの影響でどこにも旅行できない」(12%)は3位だったが、「コロナ禍において有給休暇の取得は簡単だったか、もしくは困難だったか」という設問において「変化なし」との回答が、日本は世界で最も多い結果になった。このようなことからも、有給休暇取得という観点では、日本における新型コロナの影響は他の地域と比較すると少なかったのかもしれない。

 直近で取得した休暇の過ごし方については、76%の日本人が「どこにも行かずに家で過ごした」と回答しており、直近の休暇におけるステイホーム率が日本は世界で最も高い結果となった。日本人の休暇取得日数は例年とあまり変わらないものの、多くの人が感染しないように外出を控えていたことがうかがえる。旅行の代わりとして休暇中に楽しんだことでは、「動画配信サービスの番組や映画を見る」(32%)という回答が1位となった。

 続いて「ゲームをする」(21%)、「料理をする」(19%)、「読書をする」(19%)という回答が多く、家の中でできる楽しみを見つけることで、2020年の休暇を楽しんでいた様子がうかがえる。

「有給休暇の国際比較調査」結果について

提供元:21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)

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2月1日更新

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 2020年は新型コロナ感染症が世界中の人々の生活に多大な影響を及ぼしたが、大手総合旅行のエクスペディアが世界16地域9200名を対象に実施した毎年恒例の「有給休暇の国際比較調査」結果によると、2020年は世界的に有給休暇の取得日数が例年と比較して少ないことが明らかになった。調査地域のなかで唯一、例年より有給休暇取得日数が増加したのは「台湾」で、通常は14日のところ2020年は15日と1日増加している。 2020年に有給取得日数が最も多かったのは「ドイツ」(例年30日)と「ドイツ」(同28日)の25日で、ともに例年よりも減少している。日本では例年10日に対して2020年は9日と1日減る結果になったが、その他の地域と比較すると大きな変化はなかった。昨年までの調査では、日本は世界で有給休暇の取得日数が最も少ない傾向にあったが、2020年は日本より有給休暇取得日数が少ない地域も多くなった。 有給休暇を取得しない理由としては、世界的には「新型コロナの影響でどこにも旅行できない」(33%)というものが最多となり、新型コロナにより出かけられなかったことが世界的な有給休暇取得の低下に影響を与えていることが分かった。一方で、日本では「緊急時のために取っておく」(30%)との回答が最も多く、2位に続いた「人手不足など仕事の都合上難しい」(22%)とあわせて、昨年と同様の結果になった。 日本の有給休暇を取得しない理由では「新型コロナの影響でどこにも旅行できない」(12%)は3位だったが、「コロナ禍において有給休暇の取得は簡単だったか、もしくは困難だったか」という設問において「変化なし」との回答が、日本は世界で最も多い結果になった。このようなことからも、有給休暇取得という観点では、日本における新型コロナの影響は他の地域と比較すると少なかったのかもしれない。 直近で取得した休暇の過ごし方については、76%の日本人が「どこにも行かずに家で過ごした」と回答しており、直近の休暇におけるステイホーム率が日本は世界で最も高い結果となった。日本人の休暇取得日数は例年とあまり変わらないものの、多くの人が感染しないように外出を控えていたことがうかがえる。旅行の代わりとして休暇中に楽しんだことでは、「動画配信サービスの番組や映画を見る」(32%)という回答が1位となった。 続いて「ゲームをする」(21%)、「料理をする」(19%)、「読書をする」(19%)という回答が多く、家の中でできる楽しみを見つけることで、2020年の休暇を楽しんでいた様子がうかがえる。
2021.02.22 16:16:48