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 経済産業省がFinTechに関する初めての総合的な報告・提言を取りまとめました。

●第4次産業革命の「新たな金融」

 「FinTech(フィンテック)」は、Finance(金融)とTechnology(技術)を掛け合わせた言葉です。あらゆるものをインターネットとつなげるIoT(Internet of Things)、膨大な情報(ビッグデータ)の処理・分析、AI(人工知能)、ブロックチェーンといった先端技術を使い、爆発的に普及したスマートフォンやタブレット端末等を通じて、これまでにない革新的な金融サービスが生み出される動きを捉えようとする言葉のことです。
 FinTechにより、あらゆる経済活動に伴う①「お金」のかたち、流れ、②信用・リスクの捉え方、③担い手が変化します。

(1)「お金」のかたち、流れの変化

 FinTechは「お金」のかたちや流れを変えます。硬貨や紙幣等の現金(キャッシュ)からクレジットカードや電子マネー等のキャッシュレスへと変わり、全ての「お金」が電子情報となり、あらゆる経済取引の瞬間に立ち会うことができます。

(2)信用・リスクの捉え方の変化

 FinTechは、インターネットやスマートフォンを介して空間を超えた新たな「お金」の流れを作り出し、ビッグデータ解析やAIを用いて時間を超えた新たなリスクの捉え方を見出すことで、ユーザーに新たな価値を提供するイノベーションを起こそうとしています。決済・送金、資産運用、家計管理、企業会計、資金調達、保険等、様々な分野で変化が起きています。

(3)担い手の変化

 FinTechを急速に拡大させている担い手は、ビッグデータ解析やAI、ブロックチェーンといった技術を駆使して、既存の金融サービスのユーザーが抱える問題を解決し、新たな価値を提供しようとする新興企業です。

●実現するための課題

 あらゆる経済活動の裏には金融取引・サービスがあり、FinTechは経済活動のおよそすべての局面に登場し、そのあり方を劇的に変える可能性を秘めています。しかしながら、データ融通環境の整備、キャッシュレス化の促進、電子決済のセキュリティ確保、金融サービスのデジタル完結、中小企業等のFinTech活用といった様々な課題があります。これらの課題に向けて、①FinTechの前提となるデータ環境の整備とキャッシュレス社会の実現、②「お金」の流れに関わるすべての取引をデジタルで完結すること、③FinTechによる企業の経営力・生産性改革を促進すること、④FinTechによるイノベーションを次々に生み出す環境づくりをすること、といった政策対応がなされています。

提供元:税務研究会・税研情報センター

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2017.07.14 17:08:47