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平成28年路線価の使い方
作成日:
07/11/2016
提供元:
マネーコンシェルジュ税理士法人
■平成28年路線価公表
平成28年の路線価が、例年通り7/1に国税庁より公表されました。
http://www.rosenka.nta.go.jp
この路線価は、平成28年1月1日から12月31日までの間に相続、遺贈又は贈与により取得した財産に係る相続税及び贈与税の財産を評価する場合に適用します。
平成28年分からは、ウェブアクセシビリティ向上のためホームページデザインの見直しが行われ、以前よりも該当の路線価を探しやすくなったと感じます。
■平成28年路線価で自宅の評価をしてみる
路線価は、路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価額(千円単位で表示)のことであり、路線価が定められている地域の土地等を評価する場合に用います。
なお、路線価が定められていない地域については、評価倍率表を用います。
例えば、冒頭のHPアドレスからご自宅を探してみて下さい。
ご自宅の前の道路の価額が200千円と書かれていて、そのご自宅の面積が180平米だとします。
200千円×180平米=36,000千円
ご自宅の相続税や贈与税の評価は、約36,000千円ということです。
(実際は、奥行き距離等に応じて調整をしますので、あくまで概算数値とお考えください)
■過去7年分見れます
単に平成28年の自宅の路線価を見ても、それがどういう意味をなすのかはわからないと思います。
数字は、「比較と趨勢」で浮かびあがります。
ご自身の自宅の路線価を、親や友達などの他の方の路線価と比べてみて下さい。
自宅路線価が思いのほか高いのか、逆にそうでないのかがわかります。
次に、冒頭のHPアドレスの上段を再度みてください。
平成28年分(最新) 平成27年分 平成26年分 平成25年分 平成24年分 平成23年分 平成22年分
と横一列に書かれていますね。
つまり、過去7年分の路線価が見れるようになっているのです。
是非、ご自身の自宅の路線価を7年分並べてみてください。
上がっているのか下がっているのかだけでも、その地域の傾向が読み取れます。