中小企業に特化した12個の決算対策とは?
   
作成日:01/23/2017
提供元:マネーコンシェルジュ税理士法人
  


-----------MCセミナー第7弾 2/7(火)13:30~大阪-----------

「中小企業のための‐リアル決算対策‐」講師:代表今村仁

節税対策や銀行対策だけが、決算対策ではありません!
全部で12項目(6-3-3)の決算対策をALL伝授!

1.決算3ヶ月前6項目、1ヶ月前3項目、決算時3項目の決算対策とは?
2.赤字対策、黒字対策、消費税対策もお忘れなく!
3.保険・会費・顧問契約の見直し、役員給与の決定も重要!
4.格付アップで借入可能額を広げ、金利も下がる?
5.金融機関の格付を上げる10個の手法とは?

日  時:2月7日(火)13:30~15:30、15:30~ 個別相談(税務、経営等)
場  所:地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅3番出口徒歩2分
      JR東西線大阪天満宮駅JR1番出口真上
       阪神高速・南森町下車2分
対 象 者:経営者、役員、総務経理担当者
定   員:15名(定員になり次第受付終了、毎回満員となります早目に申込を)
費  用:3,000円(顧問先様は無料)
申込方法:下記のリンク先を印刷して頂いてFAX(06-6352-8961)下さい。

詳しくはこちら
http://www.money-c.com/mcs/mcs7/mcs7.pdf

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■決算対策=節税対策は間違い!

「決算対策」と聞いて、どんなことをイメージされるでしょうか?

儲かっている経営者の方等は、「節税対策」をイメージされるかもしれません。

一方で、来期に設備投資をお考え等で銀行との付き合いを重要視されている方は、「決算対策=銀行対策」とお考えかもしれません。

しかし、我々が長年中小企業の決算対策に関わってきて思うのは、決算対策は、節税対策や銀行対策だけでは片手落ちだなということです。

もちろん、それらのベーシックな対策も必要ですが、特に中小企業に限っていえば、他に、少なくとも10項目の決算対策があるはずです。

■中小企業に特化した12個の決算対策とは?

黒字対策である節税対策や赤字対策である銀行対策も含めた、全部で12項目の決算対策の一覧が下記となります。

(決算3ケ月前の6項目)
1.決算利益予測・法人税等予測
この時点で過去9ケ月の利益実績が試算表上適正に表示されていることがポイント

2.来期事業計画の策定
今期の節税対策及び来期の役員給与の決定のためにも必要です

3.赤字対策(金融機関格付対策)
例えば、最終利益は変わらずとも営業利益をよくみせる工夫ができないか検討してみましょう

4.黒字対策(良い節税対策)
最終的にお金が会社や経営者に残る良い節税対策を実施しましょう

5.消費税納税予測
原則課税の場合、税抜経理をしていれば毎月の消費税負担は試算表上でわかります

6.事業承継対策
事業承継で問題となるのは高騰した自社株です 
まずは現状分析として株価計算されることをお勧めします

(決算1ケ月前の3項目)
7.保険・会費・顧問契約などの見直しを行う
保険の解約による赤字対策、保険の年払いによる黒字対策
他にも、目的なく払い続けている会費や雑誌購読料等を見直しましょう

8.来期消費税計算方法の選択
2年前の課税売上高が5,000万円以下の会社は簡易課税を選択できますが、届出は原則、前事業年度末までとなります

9.来期管理会計の導入準備
発生主義会計、部門別会計、科目の変更などは決算後に検討すると翌々事業年度からの適用となってしまいます

(決算時・決算後の3項目)
10.来期役員給与の決定
税制改正により役員給与の期中変更が原則不可となりましたので、この時期の役員給与決定がより重要となりました

11.金融機関及び従業員への決算報告の実施
決算書は税務署のためだけに作成するものではありません
利害関係者(金融機関や従業員)への決算報告を自主的に行いましょう

12.剰余金の処分(配当)
配当金を支給するかどうかは事業承継対策に影響することがあります


これら6-3-3で12個の決算対策について、下記セミナーにて詳しく解説しますので、ご興味ある方はお申込みください(大阪開催:顧問先無料、その他3,000円)。
http://www.money-c.com/mcs/mcs7/mcs7.pdf

特に上記の「3.赤字対策(金融機関格付対策)」については、より詳しく解説する予定です。