平成28年分確定申告よくある質問
   
作成日:02/13/2017
提供元:マネーコンシェルジュ税理士法人
  


■平成28年分確定申告よくある質問

今回は前回に引き続き、平成28年分確定申告について、よくある質問を国税庁のホームページを参考に記載します。

Q:給与所得者等で還付申告をしていなかった場合、何年前まで遡って還付申告をすることができますか。

A:確定申告の必要がない方の還付申告は、還付申告をする年分の翌年1月1日から5年間行うことができます。
したがって、これまでに申告をしていなかった場合、平成24年分については、平成29年12月31日まで申告することができます。

Q:転居・結婚等により、申告時の住所・氏名と源泉徴収票に記載された住所・氏名が異なる場合には、どちらを確定申告書に記載するのですか。

A:申告時の住所・氏名を記載することになります。
また、税金が還付される場合、還付金の振込先の預貯金口座の口座名義は、申告する氏名と同じものを指定してください。

■Q:税務署の窓口が開いている時間を教えてください

A:税務署の開庁時間は、月曜日から金曜日(祝日等を除きます)の午前8時30分から午後5時までです。
なお、一部の税務署では、平成28年分の確定申告期間中、2月19日と2月26日に限り、日曜日も確定申告の相談及び申告書の受付を行います。
税務署の閉庁日(土・日曜・祝日等)は、通常、税務署では相談及び申告書の受付は行っておりませんが、申告書は、税務署の時間外収受箱へ投函することにより提出できます。

さらに次の方法によることもできます。
(1)e-Tax(電子申告)による申告(事前に利用開始のための手続等が必要です)
(2)郵便又は信書便による送付(通信日付印により表示された日が提出日になります)

時間外収受箱への投函又は郵便・信書便により申告書を提出する場合で、収受日付印のある確定申告書の控えが必要なときは、複写により作成した(複写式でないものについては、ボールペン等で記載した)申告書の控えのほか返信用封筒(宛名をご記入の上、所要額の切手を貼付してください)を同封していただければ、税務署から収受日付印を押印した申告書の控えを返送いたします。

■Q:「確定申告書作成ソフト」はないのですか

A:国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、画面の案内に従って金額等を入力することにより、税額などが自動計算され、所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税並びに贈与税の申告書や青色申告決算書などを作成できます。

確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h28/ta_top.htm#bsctrl

作成した申告書等は、e-Tax(電子申告)を利用して提出することができますので、是非ご利用ください。
また、印刷して郵送等により提出することもできます。

なお、所得税の確定申告書作成コーナーには、給与所得者又は年金所得者の方向けの申告書作成画面があります。
初めての方でも操作がしやすい画面となっておりますので、是非ご利用下さい。
おって、ご自宅等のパソコンからe-Tax(電子申告)を行うには、マイナンバーカードなど電子証明書とICカードリーダライタが必要となります。

次回に続きます。