アジア7or5ケ国巡り~香港編
   
作成日:09/02/2014
提供元:マネーコンシェルジュ税理士法人
  


■海外不動産投資は是か非か?

アジアにおける不動産投資に注目が集まっています。
合わせて、海外移住を考えている日本人も、以前に比べると増えてきています。

海外投資となってくると、海外金融機関の口座開設の必要性も出てきます。

そこで、海外不動産の現地調査を主な目的として、海外不動産投資及び海外金融機関口座開設関連のツアーに参加してきました。

お盆を削ってまで上記ツアーに行った主な理由は、「海外不動産投資は是か非か」を知りたかったからです。

5年程前から、アジア不動産投資に注目していたのですが、正直、胡散臭いと思って、遠巻きから眺めるだけにしていました。

(注目していたというのは私自身が投資をしたいという事ではなく、クライアント先へのアドバイス業務における必要な知識・経験として、という意味です。)

しかし、弊社顧問先様からもアジア不動産投資についての質問等が出るようになり、現地を見に行く決断をしました。

ということで、今回から複数回にわたって、アジア7or5ケ国巡りの旅行記を記します。(行かれた方はわかると思いますが、香港とマカオは実質的に中国とはいまだに別の国ですが、一応中国に返還されていますので、アジア7or5ケ国巡りと書きました。以下参照。)

行ったところは、中国の深セン・珠海(ジュハイ)、香港、マカオ、フィリピンのマニラ・セブ、シンガポール、マレーシアのジョホールバル、タイのバンコク・アユタヤで、9日間の超ハードで超睡眠不足の内容の超濃い旅でした。

上記の中で不動産物件を具体的に見れたのは、フィリピンのマニラ・セブ、マレーシアのジョホールバル、タイのバンコク・アユタヤです。

中国の珠海(ジュハイ)、香港では、主に海外金融機関の口座開設関係となりました。

これでお盆がすべて無くなりました。。。

ということで、上記の不動産や金融機関関係と合わせて、旅途中に撮った写真と旅メモ帳で振り返りながら、いつものようにグタグタと感じたことや食事等いくつかをつづっていきたいと思います。

以下は、過去のアジア旅行記です、お読みになっていない方はどうぞ。
何度も言いますが、どう考えても、今、世界の中心はアジアの真上にある!

(CLMカンボジア・ラオス・ミャンマー関係 上部4本)

・CLM旅行記-カンボジアといえば味の素
 (2014/08/21)
・CLM旅行記-小さいけど幸せな国・ラオス
 (2014/08/08)
・CLM旅行記-ミャンマーはベトナムの15年前
 (2014/08/01)
・CLM旅行記-東南アジア最後のフロンティアCLMとは?
 (2014/07/18)

(インドネシア関係 下部7本)

・インドネシア滞在記-バリ・ウブド編
 (2014/01/21)
・インドネシア滞在記-ジャカルタ企業視察編
 (2014/01/10)
・インドネシア滞在記-ジョグジャカルタ編
 (2013/12/26)
・インドネシア滞在記-ジャカルタ編
 (2013/12/20)
・インドネシア滞在記-イスラム教を理解する
 (2013/12/11)
・インドネシア滞在記-乗り物編
 (2013/11/29)
・インドネシア滞在記-概観編
 (2013/11/21)

(ベトナム関係 下部6本)

・日本のベトナム報道は前のめり気味-6
 (2011/07/08)
・日本のベトナム報道は前のめり気味-5
 (2011/07/01)
・日本のベトナム報道は前のめり気味-4
 (2011/06/21)
・日本のベトナム報道は前のめり気味-3
 (2011/06/10)
・日本のベトナム報道は前のめり気味-2
 (2011/06/01)
・日本のベトナム報道は前のめり気味-1
 (2011/05/20)

(中国上海関係 真ん中やや下部5本)

・上海万博に行って、気付いたこと8つ-パート5
 (2010/11/19)
・上海万博に行って、気付いたこと8つ-パート4
 (2010/11/10)
・上海万博に行って、気付いたこと8つ-パート3
 (2010/11/01)
・上海万博に行って、気付いたこと8つ-パート2
 (2010/10/21)
・上海万博に行って、気付いたこと8つ-パート1
 (2010/10/08)


■香港の概要

20年ぶりに香港にやってきました。

以前は、高層ビルに驚き、その夜景に更に驚き、竹を使ったその建て方に更に更に驚いたものですが、今回も、それがすべてスケールアップした感じで、同様に上記すべてに再驚きでした。



(香港の概要)・・・元イギリス領
国名:中華人民共和国香港特別行政区(Hong Kong Special Administrative Region of the People’s Republic of China)
面積:1,104平方キロメートル(東京23区の2倍程度)
人口:722万人(2013年末)
首都:首都はないが、香港島と大陸側の九龍半島が中心
言語:広東語(カントン)
宗教:仏教、道教、キリスト教等
通貨:香港ドル(1香港ドル=約13円)
時差:マイナス1時間
1人当たりGDPは約38,000ドル(日本と同じ)

2013年の香港人の日本への旅行者は、前年に比べてほぼ倍増の約70万人で、これは香港人口の1割にあたるというびっくりな数字です。
また、リピート率も70%以上となっています。

たくさんの香港人が既に日本にやってきています。

実は、香港人は日本大好きで、実際、香港の露店にある雑誌売り場などでも、温泉や北海道などたくさんの日本地域を紹介する雑誌が置かれていました。

もちろん、日本人の多くも香港が好きで、行った事がある方も多いですよね。

まさに、近くて近い国(地域)が、香港です。


■香港では不安を掻き立てられました

香港は、1人当たりGDPでみると約38.000ドルと日本とほぼ同じになっています。

香港は先進国(地域)といっていいでしょう。
先進国らしい犬の散歩もよく見かけました。



先進国である香港では、日本大丈夫かな? と不安な気持ちにさせられました。

昼間に観光名所であるヴィクトリア・ピークに登ったのですが、そこのショップで下記のお土産を買いました。



少しわかりにくいかもしれませんが、手に持っているのはグミのようなお菓子です。
美味しかったですが、味だけでいえば日本の普通のグミと同じだと思いました。

でも、上記のグミが入っている入れ物が試験管であったり、下記のようなオシャレなハッピーイベントをしていたり、といくつか工夫がみられました。



あまり詳細を存じ上げないのですが、少しネットで検索してみると、どうやらオーストラリアの(ベンチャー?)企業が仕掛けているようです。

ハッピーラボ
http://www.happylab.com.au/

ちなみに、値段は確か6本セットで2~3千円ぐらいだったと思います。
決して安くはありません。

日本企業でもやれただろうに、やられたなと思いました。


■この差にびっくり

日本で顧問先等を訪問していて時々びっくりするのは、東南アジア関連に対する危機感の違いです。

ざっくり年商30億円以上の会社では、「10年以上前から取り組んでいる、どうするか検討している、自社がどうなるのか不安を感じる・・・」等、押しなべて関心が高いです。

もちろん年商だけで決まるものではなく業種業態による違いも大きいのですが、とはいえ、「イスラム教やハラール認証等の話をして、全く関心がない」というケースは少なくなっています。

一方、ざっくりですが、年商3億円以下の会社では、「自社には関係がない」というスタンスの方が多いです。

この先10年後でも、企業の目的である存続と発展を続けていけるのであれば、東南アジアに無関心でもいいでしょう。

が、しかし、果たして、本当に自社を続けていくことができるでしょうか?

いつも、上記の反応の差に驚いていたのですが、もしかしたら、いよいよ小企業の経営にも、東南アジアが影響してくる本格的な時代が到来するのかもしれません。

もちろん、単に、東南アジアに進出しなければならないというようなことでは全くなくて、従業員としてや、お客さんとして、取引先として、東南アジアを考えるというあたりがスタートなのかもしれません。

先ほど、香港人が多数日本に来ているという話をしましたが、先週家族で兵庫県神戸市にある六甲山牧場に行きましたが、少し聞きなれた言葉が飛び込んできました。

早口で中国語っぽいのだけれど、なんか少しカンフーっぽい感じの言葉。笑

先週まで香港に行っていましたので、もしやと思い声をかけました。

するとやはり、家族連れで日本に来ている香港旅行者でした。
話している言語は、北京語ではなくジャッキーチェンが話す広東語。

「ネイホー(こんにちは)、ンコイ(ありがとう)」あたりを話のきっかけに、少し話してみると、そのご家族は初めて日本に来たということでしたが、この後、大阪に行って、その前は東京に行っていたそうです。

東京や大阪、名古屋、北海道はもちろんのこと、それら以外の地方にも、東南アジアの波が押し寄せています。

日本政府も更にビザ緩和を推し進めていくようですので、経営者としては、お客さんとしてだけではなく、従業員や取引先としても関心をもっておく必要がありそうです。


■香港上海銀行(HSBC)

香港にやってきた最大の目的は、香港上海銀行(HSBC)の口座開設です。

ブームは既に去った感のある海外金融機関口座開設ですが、それでも、今回私含めて3名が行いました。

日本人の場合、国際運転免許証が必要な事(最近の改正点)や、それなりの英語力、これまた最近制度改正となったカードの限度額設定など、いくつかポイントがありました。

以前に、ベトナムで自力で証券口座を開設しましたが、それよりもハードルが高いような気がしました。

ちなみに、香港札をみると、HSBCの印字があるものと中国銀行の印字があるものがありました。

つまり、お金を擦れるのが、この2行ということです。
お金を擦れる銀行とは、なんか恐ろしい感じもしました。

HSBCが便利なのは、日本であると「UnionPay(銀聯)」マークのあるATMで引き出しが可能だということと、かなり多くの世界で利用できるということです。

日本では具体的には、セブンイレブンATM等が対応可能です。


■海外積立投資や海外生命保険

HSBCの口座開設に合わせて、今流行の海外積立投資や海外生命保険の説明も聞いてきました。

一般的に積立投資とは、定期的に、例えば投資信託等のある金融商品に、一定金額の投資を長期的に続ける方法のことです。

一定金額の投資が基本ですので、経営者だけではなく定期収入のあるサラリーマンにも向いた投資手法です。

イメージとしては、毎月数万円の投資を数十年間継続するような感じです。

いわゆるドルコスト平均法となりますので、高値掴みを心配する必要があまりなく、投資タイミングでもそれほど悩む必要はありません。

一方、海外生命保険とは、日本では契約できず原則海外に行って契約する生命保険のことで、日本国内販売しているいわゆるカタカナ生保とは違います。

海外生命保険の特長は、予定利率の日本と海外における違い等から割安な保険料が多い事や、日本にはない大型な生命保険に加入できる事などが挙げられます。

ちなみに被保険者が亡くなって受け取る生命保険金は、現在ではみなし相続財産として相続税の対象ですが、以前は、海外の生命保険金は、受取人への一時所得(1/2課税)となっていましたので、資産家にとっては一般的に有利でした。


■チョンキンマンションと両替

香港では、日本以上にとにかく土地が無いですから、日本からの不動産投資は高過ぎるというのが一般的な理解かと思います。

実際、私が泊まったチムサーチョイ駅近くのネイザンロード沿いにある中華系ホテルのインペリアルホテル(帝国酒店)ですが、お盆休みシーズンということもあってでしょうが、サービスは良かったのですが広さはそれなりでした。

しかし、このホテルを選んで、飛び上るほど良かったことが1つあります。

それは、実はこのホテル下記の重慶マンション(チョンキンマンション)の真隣りだったのです!



チョンキンマンションと聞いて、ピンと来る方は、バックパッカーか、かなりの映画通です。笑

ウォン・カーウァイ監督の1994年香港映画「恋する惑星」の舞台が、このチョンキンマンションでした。

すれ違う2組の男女を、チョンキンマンション周囲の猥雑とした雰囲気と、ほぼ交わることのないエレベーターの構造とを重ねて、とられています。

一番好きなのは、主演の1人でもあるフェイ・ウォンが歌う夢中人が流れてくるシーンというより、このフェイウォンが歌う夢中人。

ユーチューブ

街中でも、この曲が流れるだけで背中に熱いものが流れてピンとします。笑

ホテルの隣ということもあって、昼間ですが、エレベーターに乗って可能な範囲でみてまわりました。

下記ウィキペディアにあるとおり、乗るエレベーターによって到着できるエリアはほぼ決まっていて、出来そうでほぼ出来ないのが各階の横移動。
意外に自由度が高いのが、縦移動としての非常階段の利用です。

びっくりするのが、外から見たら大きな箱のようなマンションに見えるのが、実は、「3階以上は後ろに井の字のような型のビルがあり、5棟合体の構造」となっている点です。

これ現物で確認しました。

チョンキンマンション1Fから3Fまでエレベーターで行って、そこから非常階段に出ると、5棟の複合状態がわかります。





3Fのみ、すべての棟に続いている感じでした。

ちなみに、下記記載のショッピングセンターの2Fの非常階段ドアからも3Fに行けちゃいました。


正面から見ると、ひとつの立方体のビルに見えるが、3階以上は後ろに井の字のような型のビルがあり、5棟合体の構造となっている。最高階は17階。

ブロックで分けられており、同一階内での横移動は基本的にできない構造である。
エレベータは各棟2機併設しているものの、左右で停止階を奇数階と偶数階に振り分けているため、基本的に目的の部屋に直接たどり着くエレベータは1台しかない。

このためエレベータに乗るときは、1階において目的の部屋の棟内の目的の階に止まるものを選ぶ必要があるが、各階のエレベータ隣ホールすぐ脇には非常階段があり、上下階への階段を使った移動は横移動に比べて容易である。

1階のエレベータホールにはエレベータの籠内部のリアルタイム映像を流すディスプレイが設置されており、内部の様子を見ることができる。

3階以上へは24時間建物内部への出入りは自由だが、深夜になると基本的に安宿等のテナントの入り口は格子や二重扉で閉鎖され、フロントやオーナーが不在となるものも多い。
このため、宿泊者またはその予約者以外が新規で訪問することは困難となる。

安宿の中には複数階にまたがって営業しているものもあり、呼び鈴や電話で従業員を呼び出すものもある。

ビルとの間には通路があるが、ネイザンロードに面している場所で露天商が出ているため、一見すると商店に見える。

今は無き九龍城砦を彷彿させ、古き香港を今に伝える建築物のひとつであり、また、複雑な人間模様を感じさせる場所として、いくつかの映画や小説の舞台ともなっている。


Ps1.チムサーチョイから歩いて行ける所の海沿いにプロムナードがあるのですが、そこに「アベニュー・オブ・スターズ」という香港歴代映画人の手形等があります。下記は、恋する惑星の監督ウォン・カーウァイ。





Ps2.恋する惑星の舞台でもう1つ有名なのが、香港島にある中環の超ロングな名物エスカレーター。ソーホーやノーホーという洋風なレストランやバーにも行けて便利です。



個人的には、ソーホーあたりの雰囲気は大好き。




■香港両替事情

海外に行くと、両替事情は気になるところです。

上記に書いた通り、香港に行く日本人はとても多いですから、日本円の両替で困る(ドルじゃないとダメとか)ことはほぼありません。

ただ、上記のチョンキンマンションでも周囲にはインドなどの南アジア系やアフリカ系人種が多いなど、香港は当然のことながら日本以上に国際化していますから、日本語で対応してもらえる、なんて妄想はもたないほうがいいでしょう。
(場所によっては日本語OKの店もあるでしょうが、一部です。)

両替レートの良い所は、「安くて」おいしいレストランを探すのと同じです。

パット見て目に付くような大通り沿いにあるのは、大抵というかほぼすべてレートは悪いです。

一本中にはいった店や、少し都心から離れている店は、大抵レートが良いです。

「安くて」おいしいレストランも、目立つような場所にある店ではなくて、一本中に入った店、ですよね。

両替店のレートはもっとわかりやすいと考えていいでしょう。

とはいえ、日本人はあまり両替文化に慣れていないこともありますから、大事なのは、例えば1万円替えてどれくらい差があるのか、だと思います。

いくらレートが良いとはいえ、せっかくの海外での貴重な時間な訳ですから、通常そのために、1時間も2時間も費やすのは、本末転倒かと。

で、実は、香港の隠れた両替レートの良い店が、上記のチョンキンマンションの1F奥(手前ではない)にある店です。

チョンキンマンションのあるチムサーチョイとは実は大都会の場所なのですが、意外にこの両替店は、めちゃめちゃレートがいいです。


■クッキーの話から価値観の違いの話へ

チョンキンマンションが恋する惑星の舞台とは最初、全く気づきませんでした。

自分が泊まっているホテルの横にあるマンションの前に、やたらとプラカードを持った若者や主婦のような方が多数いて、そのプラカードにつられるように何人もの旅行者がチョンキンマンションに吸い込まれていくのが異様に感じて、マンション名(重慶マンション)でインターネット検索をかけてわかったのです。

(ちなみに、チョンキンマンションのGFから2Fは、外からエレベーターに乗って中に入れて、ショッピングセンターになっています。チョンキンマンションでは、この部分のみ現代的で明るい感じとなっています。)



このチョンキンマンション前のプラカードですが、実はこれ、今香港で流行っている有名クッキーの横流し商品を割高で売っている店への誘導なのです。

全く悪びれる様子はなく、堂々と横流し商品を販売しています。

ちなみに、ここから数十メートル行った先には、本家のクッキーを定価で買えるショップがあり、長蛇の列となっています。

この長蛇の列の中には、ここで何箱も買って、それを横流しして儲けている人もかなりいそうです。

でも冷静に考えると、この列に並ぶより、多少余分に払ってでも、プラ持ちへの誘導に応じる方が快適かもしれません。
もちろん、このことがイリーガルではないという前提ですが。

最初、この誘導店のクッキーは偽物ではないかと思ったのですが、何人ものチョンキンマンションの周囲にいるインド人等に聞きましたが、本物は間違いなさそうです。

目と鼻の先で、横流し商品をそれなりの値段で売る、というのは、多分、日本の風土には合わないでしょうね。

とても違和感がありました。

この時ふと、関西国際空港にあった下記写真の意味がわかったような気がしました!



■朝は朝粥で決まり!

香港といえば食、かもしれませんが、何せ弾丸で飛び回っていたので、あまり食事は十分にとれませんでした。

ただ、この朝粥は美味かった。



奮発して、アワビ入りの粥を注文しました。
700円ぐらいだったと思います。

この朝粥が直接の原因かどうかは知りませんが、実は、香港は世界有数の長寿国です。
町中にも、こんな老人の触れ合い場所がありました。



あとは、香港といえばロースト系かと思い、下記も食べました。




2/3完食でした。

更には定番の飲茶系。





■バーでの香港人との会話

バーで飲んでいると、香港のテレビ局で編集のお仕事をされているサラリーマンと出会いました。

いくつか会話をした後、「あなたははチャイニーズですか?」と聞いてみました。

それは、「difficultな質問だ」といわれて、苦笑されていました。

しかし、それはタブーな議論だという雰囲気ではなく、とても資本主義的、自由主義的な感じの対応でした。

実際、香港の町を歩いていると、署名活動をしている方や政治を良くするための訴えのようなものをしている方を何人も見ました。

香港では、社会主義の中国とは異なり、集会の自由が認められているようです。


■覚えておくと旅行が楽しくなるかも・・・広東語

最後に、覚えておくと旅行が楽しくなるかも、という広東語のご紹介。
ちなみに、広東語は、香港だけではなく、マカオや中国の珠海(ジュハイ)でも日常語として使われていますので、それらの場所でも使えます。

ネイホー・・・こんにちは
レノイー・・・きれい
ンコイ・・・ありがとう(ありがとう以外にも色々と意味があるそうで、万能語だそうです)

最後の最後に、香港の夜景をどうぞ。