マイナンバーカードのワンカード化の促進
   
カテゴリ:その他
作成日:08/02/2016
提供元:アサヒ・ビジネスセンター
  



旭課長
「リエちゃん、マイナンバーカードの交付は受けたの?」





リエ
「それが課長……、実はまだなんです。カードの交付を受けて、何か変わることはあるんですか?」

旭課長
「マイナンバー自体が導入時の大騒ぎの割に、大した変化も感じられないくらいだからね、今のところはほとんどの人がマイナンバーカードを使う機会がないんじゃないかな。

リエ
「カードの交付を受けている人は多いのでしょうか?」

旭課長
「5月29日時点で1040万枚の交付申請があるようだ。まだ多いとは言えないけど、平成29年1月より運用が始まるマイナポータルを利用するために、マイナンバーカードが必要になるようだし、平成29年~平成30年はワンカード化の促進も行われるので、そういったメリットが増えてくれば申請する人も増えてくるかもしれないね。」

リエ
「マイナポータルってなんですか?」

旭課長
「マイナポータルとはパソコンや携帯端末から自分の個人番号に関する情報にアクセスすることができるサービスだよ。これによって、誰がどのように自分の個人番号にアクセスしたかの確認、自分に必要な行政からのお知らせを受け取ることができるようになるんだ」

リエ
「ワンカードってマイナンバーカードと健康保険証が一体化するというものですか?」

旭課長
「健康保険証は平成30年4月をめどに一体化されることとされているが、健康保険証だけではなく運転免許証、医師免許、教員免許なども一体化することとされているんだよ。これだけではなく、マイナンバーカードをデビットカード、クレジットカード、キャッシュカードなどとして利用できるように民間事業者と検討協議しているようだし、このほかにもお酒やたばこの自販機での年齢確認や、ダフヤ対策、オリンピックなどのイベントにおけるセキュリティ対策やSIMカードの確認販売も検討協議されているんだ」

リエ
「なんでも1枚でできるというのは便利ですけど、紛失した場合が怖いですね」

旭課長
「そうだね、まずは自己管理をしっかりして、なくさないように気をつける!」

リエ
「はい!」

旭課長
「住民票や印鑑登録証明のコンビニ交付サービスはもう一部の市区町村では始まっているし、交付申請を行っても交付されるまでに時間もかかるようなので、早めにマイナンバーカードの申請をしておいたほうがいいだろう。」

リエ
「はい! わかりました!」