新藤
「資金調達したい人又は企業は、製品開発、サービス提供、イベント開催等の企画をプロジェクトとして、業者のサイトに掲載します。そして、一定期日までの間に、プロジェクトに共感する人が支援者となって資金を提供します。All or Nothing型と呼ばれる方法では、目的の資金が集まった時点でプロジェクトが成立し、プロジェクトの起案者は集まった資金をサイト運営者から受け取って、それを元手にプロジェクトを実行します。目的の資金が集まらなかった場合は、プロジェクトは実行されず、集まった資金は支援者に返金されるという仕組みです。ダイレクト型と呼ばれる方法は、支援される金額の大きさにかかわらずプロジェクトは実行します。資金調達者は、プロジェクト企画とともにどのようなタイプの資金調達かをサイトに掲載します。支援者はサイト上に掲載されたプロジェクトの情報の中から、自分が支援したいプロジェクトに資金を提供し、プロジェクト実行後は状況の報告を受けたり、見返りとして商品、サービス、貸付金利、出資配当金などを受け取ります。」