経理ソフトの選び方は?
   
カテゴリ:経理事務
作成日:04/20/2004
提供元:アサヒ・ビジネスセンター
  


税理士事務所の黒田さんが監査にやってきました。

黒田
「こんにちは、よろしくお願いします。今日は決算月の監査なので普段よりは時間がかかるかもしれませんがご協力下さい。」
 


旭課長
「こちらこそ、よろしくお願いしますね。早速なんだけど亀井工場長から質問があってね。」

リエ
「経理ソフトはどれがいいのか選び方があったら教えて欲しいそうなんですよ。」
 
黒田
「うーん、困りましたね。確かに最近はパソコンの普及にともなって、経理ソフトの値段も以前に比べて安くなりましたからこのようなお話は結構あるんですが……。」
 


リエ
「うちの会社は伊豆野先生が薦めてくれたソフトでしたよね。」

黒田
「ええ、そうです。」
 
旭課長
「導入前には2、3社位を比較したんでしたね。」

黒田
「最近の経理ソフトは取引の内容を選択すれば仕訳が呼び出されたり、よく利用する仕訳を設定することができます。そして仕訳に関するQ&Aも豊富ですし簿記の知識が少なくても使いこなせるのではないでしょうか。」

リエ
「一番の決め手はなんなのかしら。」
 

黒田
「これはパソコンを利用するうえで共通だと思うのですが、やっぱりサポート体制ですね。当然ソフトメーカーは別料金でサポート契約を用意していますが、利用される方の周辺で利用者の多いソフトではないでしょうか。」

 
旭課長
「それでは当社のサポートは黒田君しだいかな。」

 


【黒田より一言】
 帳簿などは原則として紙ベースで管理・保管が必要ですが、平成10年7月に施行された「電子帳簿保存法」により届け出をすれば電子データでの帳簿保存が可能となりました。保管スペースの確保に悩んでいる方は専門家に相談してみてはいかがでしょうか。