今回は、クリックされるページタイトルと説明文の書き方(前編)についてお話します。 ◆まず目を通すのが、タイトルと説明文 ページタイトルと説明文が表示されている画面は、検索した人が最初に目にするところ。 たとえば「腰痛 横浜」と検索すると、検索結果の表示画面には横浜の整体院や治療院などがズラッと出てきます。 そして、そこに並んでいるのは、それぞれの整体院や治療院のページタイトルと説明文。 ほとんどの検索ユーザーは、この検索結果に出ているタイトルと説明文に目を通し、「このサイトに自分の欲しい情報があるかどうか」を判断しています。 ◆真剣なユーザーほど、しっかりと比べる また最近は、本気で情報を探している人ほど、検索結果の表示画面の1ページ目だけでなく、2ページ目3ページ目と読み進め、欲しい情報がありそうなページをじっくりと探す、という傾向があるようです。 特に深刻な悩みを抱えている人ほど、その傾向は顕著。 そして多くの人が、必ずしも1ページ目に求めているものが表示されるとは限らない、ことを理解し始めているのでしょう。 そのように真剣に情報を探しているユーザーが、どこに注意を払っているかというと、やはりタイトルと説明文です。 タイトルと説明文を見比べながら「このページには本当に欲しい情報があるあろうか?」と考えながら、次の検索結果のページに進む・・・という具合でチェックしています。 もちろん1ページ目に表示されるほうがクリック率が高くなるのは当然ですが、現在の検索順位が2ページ目以降の場合でも「タイトルと説明文の見せ方」によっては、クリック率を高めることも可能です。 ◆ページタイトルの見せ方 では次に、具体的にどのようにタイトルを書けばいいのかを簡単にご説明しましょう。 まず大切なのが、 ・狙っている重要なキーワードをタイトルの先頭に入れる こと。 これは検索エンジン対策として必須です。 たとえば整体院のホームページで、「腰痛 治療」という検索キーワードで検索されたい場合には、タイトルの一番あたまに、「腰痛」や「治療」というワードが入るようにします。 というのも、画面を見ているユーザーにとっては、やはり先頭の文字に目がいきやすいからです。 試しに次の2つのページタイトルを見比べてみてください。 (1)腰痛治療ならやまだ治療院へ (2)横浜のやまだ治療院 針・整体で腰痛・肩こりを治療 文章の中ほどに「腰痛」が入っている(2)よりも、先頭に「腰痛」が入っている(1)のほうに、パッと目がいきませんか? (2)のタイトルが悪いわけではないのですが、「腰痛 治療」で検索したユーザーにとっては、(1)の「腰痛治療なら・・・」という検索ワードが文章の先頭にあるほうに目が留まりやすいのです。 ◆30文字以内で・・ また、ページタイトルは文字数が多すぎると、途中で表示されなくなることがあります。 それゆえ、30文字以内におさめることが重要です。 ただ、文字数を少なくするために、「単語を羅列するだけ」というのは避けるようにしましょう。 できるだけクリックしたくなる自然な日本語にすることをおすすめします。 ◆まとめ 今回のテーマは奥深く、すべてをご説明するのは難しいので、最低限のポイントをお話させていただきました。 他にもポイントはいろいろとありますが、少なくとも上記については覚えておいてください。 そしてご自身でも検索してみて、「どんな文章ならクリックしたくなるか」を考えてみるといいでしょう。 今回は長くなってしまいましたので、「説明文の書き方」については次回お話させていただこうと思います。 |