TSR、2月から「法人番号サービス」の提供を開始
   
カテゴリ:その他
作成日:01/28/2016
提供元:21C・TFフォーラム
  


 東京商工リサーチ(TSR)は26日、マイナンバー制度の開始に伴い2016年2月1日(月)から随時、TSRの企業情報データベースに法人番号を付加した「法人番号サービス」の提供を開始すると発表した。法人番号とは、国から全ての法人に付与される一意の永久番号で、個人番号(マイナンバー)と異なり原則公表され、誰でも自由に利用できる番号のこと。

 法人番号は、国税庁より「(1)商号又は名称、(2)本店又は主たる事務所の所在地、(3)法人番号」の基本3情報が公開される。TSRの「法人番号サービス」は、法人番号とTSRが独自に管理する「TSR企業コード」を紐付け、TSRが構築した企業情報に付加して提供するもの。この「法人番号サービス」を活用してもらうことで、取引先企業の情報管理の利便性を高めることができるとしている。

 つまり、法人番号の基本3情報だけでは補えない企業情報を合せて提供する。TSR独自の名寄せ技術により、企業が管理する顧客情報や取引先情報を効率的に整備することができ、マスタデータ管理、営業ターゲットリストの作成、調達先の集約などの各シーンで活用できる。「TSR企業コード」は世界最大級の企業識別コード「D-U-N-S? Number」とも連携しており、グローバルに事業展開する企業の情報管理にも大きく貢献できる。

 商品は、企業データベース(オフライン)商品283byte~3300byteに法人番号を付加して提供する。法人番号をまだ導入されていない企業には、TSRの各種オフライン企業データベース商品の項目の一つとして、法人番号を付加して提供する。既に法人番号を導入している企業には、法人番号をキーにTSRの企業データをマッチングして提供する。価格は、企業データベース(オフライン)商品の料金に以下の価格が加わる。

 件数が「1~2500件」は5000円/1回。同「2501~5000件」は1万5000円/1回。同「5000件超」は2万5000円/1回。

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