「おもてなし規格認証」の運用を開始~経産省
   
カテゴリ:経営
作成日:08/26/2016
提供元:21C・TFフォーラム
  


 経済産業省は25日、わが国のGDPの約75%を占めるサービス産業の活性化・生産性向上のために「おもてなし規格認証」を創設し、同日(25日)より「おもてなし規格認証2016」の申請受付を開始した。「おもてなし規格認証」は、サービス産業の活性化と生産性の向上を目的として、サービス品質を見える化することによって、サービス事業者の活性化を促進する仕組み。

 サービスは、「買うこと」や「使うこと」に比べて、接客・サービスを実際に受けるまで、その品質が分かりづらい。「おもてなし規格認証」に申請し、認定されることで、サービス事業者には認証マークが付与され、サービス品質が「見える化」される。これにより、例えば、サービスを受けるお客様は、マークを参考にしてサービス事業者を選択できるようになり、マークを持つサービス事業者はお客様に選ばれやすくなることを想定している。

 本年は「おもてなし規格認証」の理念に基づき、サービス事業者が提供するサービス品質を見える化する30項目のうち、15項目以上が該当することにより、「おもてなし規格認証2016」に認定される。申請すると「認定証」と「おもてなし規格認証2016マーク」が発行される。認定証とマークを印刷し、店頭等に掲出することで、サービス事業者の提供するサービスの品質や取組みについて、お客様にPRすることが可能となる。
 「おもてなし規格認証2016」の申請は、「おもてなし規格認証」ウェブサイトから25日から可能となっている。

 「おもてなし規格認証」ウェブサイトはこちら