古田土式新規開拓講座
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第73回 会計事務所がなくなります!

 IT化に伴って、これからますます会計事務所の職務領域は少なくなってきます。おそらく5〜7年後には、記帳代行業務を請け負うことを謳う会計事務所はなくなります。さらには、自動化と人工知能の発達によって、巡回監査業務と税務申告もなくなる可能性も高くなってきています。

 これは私の勝手な妄想でもなんでもなく、今年の初めのNHK特集においてそう言っていました。

 さらには、会社で月次決算はもちろん日時決算そして分析までできるようになると私は思っています。

 何年後かは分かりませんが、遠い先ではありません。

 その時に、みなさんはどうされますか?

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 その時、古田土会計はやはり「月次決算」と「経営計画」を2大商品として中小企業支援をしていると思います。

 なぜなら、中小企業の社長は数字の読み方が分からないですし、人工知能では経営をできないからです。経営計画は、経営判断(=決定)をするためのツールとして。

 そして、月次決算はその経営判断・意思決定をするための状況分析とシミュレーションをするためのツールとして絶対不可欠なものです。

 いくら、ソフトと人工知能が発達しても、中小企業経営者はそれを読み解くことができないからこそ、われわれ会計人がそのサポートをしなくてはいけないと思っています。

 だからこそ、改めて思います。

 試算表を通じて、分かりやすく説明し、これからどうすれば良いのかを導く能力を身につけなくてはいけないと。

 しかしながら、まだまだほとんどの会計事務所が、それをできていないと思っています。

 このレポートを通じて、少しでも読者のみなさんのお役にたてられるようにこれからもドンドンアウトプットしていきます!