古田土式新規開拓講座
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第60回 税理士がやるセミナーでは契約できない理由

 先週、税理士の先生から相談を受けました。「私、いくらセミナーやっても契約までいかないんですけど、どうすればいいですかね〜?」って。

 私も今では、大勢の会計人との交流が増えたので、いろんなことを客観的に分析できるようになりました。

 この場合、理由はいろいろあるのですが、今日はひとつご紹介します。

 税理士・会計人がやるセミナーでは契約できない理由。それは、「税金の話をするから」です。

 たとえば…

「こういう節税案がありますよ〜」みたいなセミナーをやったとします。そうするとそのセミナーに来てくれた中小企業の社長はどうするかというと… その社長は、今契約している顧問税理士に確認するのです。だって、信頼関係ありますから。

 で、今契約している税理士は「それなら私ができますよ」って言います。つまり、税理士を変える理由にはならないのです。恥ずかしながら、私自身も「その節税なら私もできますよ(笑)」って、言ってきましたから。

 では、どうすれば契約できるセミナーを作れるのか?

 一般的な税理士が言わない内容でセミナーを構築するしかないのです。

 ちなみに古田土会計では、儲け方・お金の残し方・経営計画書の作り方などなど、世の中の税理士の方々が話さないことをテーマにするので既契約の会計事務所と比較されようがありません。

 会計・税務ではなく、別フィールドで戦える武器が必要なのです。