古田土式新規開拓講座
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第50回 客層のスイッチ

 世の中のほとんどの会計事務所は、新規設立法人の取り合いをしています。

 ちなみに、古田土会計が定義している中小企業とは・・・「売上高5,000万円から〜50億円」です。ですから、新規設立法人のお客様はほとんどありません。

 この違いは一体なんなのか分かりますか?

 ほとんどの会計事務所は会計事務所を変更(スイッチ)してもらうという発想がないのです。ですから、驚くべきことに未だに「うちの客取りやがって〜」という先生が結構いるということです。

 私から言わせてもらえば、「いやいや、選ぶのはあなたではなくて、お客様でしょ」というスタンスです。もちろん同業者ですから悪口言うつもりもないし、言ったこともありません。

 では、なぜ古田土会計が新規設立法人をお手伝いしないかと言えば、

1、競争相手が激しい市場だから
2、比較対象がないから、お客様に喜ばれない
3、1からの指導に労力がかかる

こういったところです。

 私が今までに数多くの会計人にであって思うことは、中小企業にとって必要な商品・サービスを提供できている会計事務所はほとんどないということです。

 だからこそ、ちゃんと商品・サービスを明確に定めて、それを現場においてちゃんと運用できればお客様は自然と増えるものです。

 だって、この会計事務所業界には競争相手がいないのですから!