古田土式新規開拓講座
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第35回 社長が求めている月次決算とは?

 昨日は、社内の担当者オーディションの試験官をさせていただきました。古田土会計の月次決算書を使って、中途入社で入社したメンバーが古田土会計の社員役。私が、いじわるな(?)お客様役。やっぱり聞いていて思うのですが、全然面白くないんです。

 なぜだと思います?

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 それは、ただ数字をなぞっているからなんです。要は、過去会計だからなんです。慣れていないから仕方ないんでしょうけども、未来会計が分かっていないんです。

 でも、これはほとんどの会計人に共通することだと思うんです。

 面白くもなんともないから、結局お客様から「先生から何のアドバイスもない」ってことになってしまうと思うんですね。

 では、未来会計って何かと言えば、『シミュレーション』です。

 ほとんどの方は、未来会計図表を使って数字を記載するだけで終わってしまうんです。でも、私に言わせてもらえば、数字を入れてからが本番なんです。

・先月は、あと100万円売上が多かったら、利益が・・・
・利益を50万円増やすために・・・
・粗利益率があと3%増やして、今期の残り売上高を今の調子で稼げれば・・・

 やり方は、無限大なのです。

 これからの話をするから社長がワクワクして、いろんな発想がでてくるし、気づいてもいただけるんです。

 ただ試算表の数字をなぞるよりも、どうやってシミュレーションすれば良いかに注力すれば、自然と話す内容が変わってくるものです。

 シミュレーションですよ、シミュレーション!!