古田土式新規開拓講座
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第30回 最高の経営計画書の活用法

 古田土会計では、毎月第3月曜日の10時から社員全員が集まって、自社の利益計画に“計画に対する先月の実績”の記入をしています。

 それは、古田土会計の経営計画書に「経営計画はチェックが命!」と記されているからなのです。

 ちなみにさらにさかのぼると、これはかの伝説の社長コンサルタント故 一倉定先生の教えでもあります。

 「経営計画は、定期的にチェックされなければならない。普通の場合に、一ヶ月に一回のチェックが良い。」

 「チェックには、まず実績の把握が必要である。これは、毎月一回、一堂に会し、各自が持参した経営計画書に、経理担当者が読みあげる数字を、各自が自分で実績欄に記入するのである。」

 「自分で記入するところに意味があるのだ。大企業の社長といえども、自分で記入すべきである。他人につくらせた数字を理解するよりも、自ら記入したほうが、理解の度合いも深いし、印象も強い。」

 以上、一倉定著 一倉定の社長学【経営計画・資金運用編】
(日本経営合理化協会)より

 古田土会計では150名体制になった今でも、一倉先生の教えを忠実に再現しています。

 つまり、この第3月曜会議で全社員で数字を共有したのち、代表の古田土が振り返りをします。

 トップ自ら、先月までの振り返りをしているのです。

 自ら立てた計画に対して、現状とのギャップをしっかり捉えるからこそ、次の打つ手が見えてくるものなのです。

 みなさんは立てた計画に対して進捗をチェックされていますか?