古田土式新規開拓講座
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第23回 最高の社員教育とは…?

 一倉定先生の一節より(古田土会計26年経営計画書 P.57)

 「社員のやりがいのある仕事とは、本人の希望を叶えられる仕事であることは間違いないが、もうひとつ、自分の仕事がお客様に感謝されることである。」

 「会社の繁栄は、お客様に感謝されることによって実現する。」

 これを会計事務所に置き換えてみても、同じことが言えると思います。

 会計事務所で働く社員が、果たしてお客様から感謝されているのか? このレポート読者様は、しっかり月次決算書の説明をされているから問題ないと思いますが、果たして社員さんはいかがでしょうか?

 古田土会計では、新規開拓するのは幹部のみならず一般社員も新規開拓をしています。つまり、お客様から紹介していただいているということです。

 これはお客様の満足度が高いからに他ありません。不満だらけだったら紹介なんかしていただけませんから。

 経営計画書の作成指導、月次決算書の活用によってお客様から高いご評価をいただいているのです。

 お客様に感謝されることによって、社員がやりがいをもって仕事に取り組む。その結果、会社が繁栄する。

 当たり前のようですが、なかなかできていない会計事務所が多いと思っています。

 先日、会計事務所に人材紹介する会社さんから伺ったのですが、会計事務所を辞めて一般企業の経理を希望される方が実に多いそうです。会計事務所で働くことに夢や希望を抱けないそうです。それを聞いたときは、正直残念でした。

 会計事務所で働く社員さんの満足度を高めることに注力すれば、会計事務所業界の未来は明るくなるものだと思います。

 社員さんのことを信じてドンドン仕事にチャレンジさせてあげることは大事ですよね。