古田土式新規開拓講座
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第18回 クレドと経営計画書の違いとは?

 第1回 会計事務所甲子園で日本一の座に輝かれたトリプルグッド税理士法人さんは、業界でも著名なほど「クレド経営」を実践されている事務所さんです。

 ちなみに、古田土会計は「経営計画書」を推進しているということで、会計事務所業界においても明確なポジションを築けています。

 では、「どっちがいいの?」という疑問が浮かびませんか?

 みなさんはどっちを推進しようと思われますか?

 私はどちらも正解だと思っています。

 なぜかと申し上げますと「クレド」も「経営計画書」も作るのがゴールではないということなのです。

 要は、「どう使うか?」ということなのです。

 多くの方が勘違いされているのは、「クレド」をつくったら会社が良くなる。

 「経営計画書」をつくったら社員がやる気になる。確かにそうなんですが、そう簡単にはいかないのです。

 そこにはあと、

1)トップの決意・覚悟
2)社員と共に作り上げるというプロセス
3)「クレド」または「経営計画書」を活用する

 この3つの要素が必要になってきます。

 作っただけで会社がよくなるなら、今頃もっといい会社がジャンジャンできているはずです。

 でもそうではないのは、作ることがゴールになっていたから!

 いくらトリプルグッド税理士法人さんのクレドまたは古田土会計の経営計画書を真似しても、そこにトップと社員さんの魂がこもってなければ意味がないですし、使わなかったら宝の持ち腐れなのです。

 これをきっかけに「クレド」を作ろう! というのは良いですが、作り上げるまでの過程と使い方を大事にされてください。