業績が厳しくなっている会社は世の中たくさんあるものです。 年計グラフを見ていて年々売上・粗利益額が減少していると、それにあわせて社員数を調整しようとされています。 しかし、中には優先順位が間違っている部門があるのです。 それは、間接部門です。 要は、経理・総務等の直接的に売上に貢献しない部門のことです。 社長からしたら経験していない領域なので、聖域と化しているケースが結構あります。 ですから、新規開拓する都度社長にお伝えします。 経理・総務はもっとスピード早く仕事できますよ、と。 一般的には中小企業の経理は、昔のまま非効率なやり方をやっています。 会計ソフトにドンドン直接入力していただきますし、必要のない管理資料は作らせないで、会計ソフトからのデータを加工したもので良しとしていただいたりしたりと… いくらでも業務効率を改善することはできます。 そうすれば、3人いるのであれば2人、2人であれば1.5人、たとえ1人であったとしても、空く時間で他の仕事をしてもらえば良いわけです。 でもここで注意しなくてはいけないのは、その方は仕事をとられると思って猛烈に抵抗してきます。 ですから、仕事は山ほどあるということをちゃんと伝えてあげることです。 例えば、工場のラインに入ったり、営業の方のサポートだったりと。 会社にとって大事なことは、限られたマンパワーでいかに粗利を極大化することですからね。 |