古田土式月次決算活用講座
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第50回 古田土式月次決算書
「上場企業でも数字を理解している社長はすくない??」

 先日、弊社のある社員が、上場間近の会社から相談を受けました。

 その社長は、とても勉強熱心な方で、いままで、何万、何十万と研修費用を払って高額のセミナーも受講していたそうです。業績も順調で、会社も確実に成長している。

 しかし、数字のことについては、少し自信がなかったようでした。

 そんな中、勉強仲間の社長から弊社のことを聞き、一度話を聞いてみたいということでご連絡いただきました。

 約3時間、数字の見方立て方についていつも当社の社員が説明するように話したところ・・・

 「こんな分かりやすい説明は初めてです!!! 数字のことがよく分かりました!」

 と、とても喜んでくださったそうです。

 私達のお客様は売上高5000万円〜50億円の中小企業です。

 今回のお客様は、上場を目指している会社ですから、それなりの規模をお持ちの会社でした。

 しかし、上場する会社の社長にも関わらず、先ほどの反応をしてくれたのです。

 ここからわかること。

 それは、数字のことをしっかり理解して経営されている方は実はかなり少ないということです。

 だからこそ、私達の会計事務所の存在価値があります。

 無駄なお金を使うことなく、非効率な契約を避け、しっかり利益をお金として残す。数字からその方法をお伝えしながらも、未来に向けて計画を立てる。

 そして、実行した計画を毎月チェックする。

 その流れを作るための第一歩は計画を立てることです。

 PDCAを回していけば会社は必ずよくなります。そのお手伝いをするのが、会計事務所が請け負うべき仕事の一つだと私達は考えているのです。