経営者は、同業他社との差を気にします。しかし、同業他社と比べるよりも重要と言っても良いのは、自社自身との比較です。 多くのアスリートは、「ライバルは自分自身です」などと言うのは本当に良く解かります。 同業者より良い部分でも、前年よりも悪化しているとすれば、問題であると考えて良いでしょう。 また、同業者より悪い部分でも、前年より改善されていれば、問題は解決されつつあり、良い状態と判断できることもあります。 もしも、診断先企業に特殊性があり、同業他社と比べられない場合でも、2期比較はどんな診断先企業でも共通して問題点を探す有効な手段となります。
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