「決算時点の会社の財政状況を表すものです」と一口で言います。 詳しく説明すると以下の通りです。 資産=流動資産・固定資産・繰延資産の三つにわかれています。 これは、会社の投資した資金がどんな財産になっているかを明確にしたもので、言うなれば、「資金の使途」とも言えます。 野球の監督が選手と言う財産をどのように配置するかと同じ様に、経営者は、資産を経営に役立つ最善の配置にすることが必要です。 負債=流動負債と固定負債の二つに分かれています。 これは、別名「他人資本」とも呼ばれています。なぜ他人資本かと言いますと、資金を調達した先が金融機関だったり、取引先だったりと他人(第三者)から資金を借りているということだからです。 ですから、負債は少ないほうが良いことがわかります。 純資産=資産−負債です。(資本金や、法定準備金・剰余金などに分かれるが、「資産−負債」が一番わかりやすい) これは、別名「自己資本」とも呼ばれます。負債が「他人資本」ということを考えれば、この意味は容易にわかります。この自己資本は自分のお金ですから、返済しなくても良いわけで、多ければ多いほど経営は安定するのです。 是非、この機会に決算診断をしてみては、いかがでしょうか。
|