■安 定 性
(4)借入月商比率 借入月商比率は借入回転期間とも呼ばれ、金融機関に依存している資金が月商の何ヶ月分あるか、売上高によって何ヶ月後に完済できるか、を表わしています。この比率が低いほど、自給自足の度合いが高い、と評価できます。 企業の一般的な借入金余力の目安としては、サービス業で2.5ヶ月、販売業で3ヶ月、建設業で3.5ヶ月、製造業で4ヶ月程度が、企業経営を健全に維持できるボーダーラインとされています。この値を超えて借入金が過大となり、返済のために新たな借入を発生させるようなこと経営は非常に危険です。 借入月商比率は金融機関から見ると、新たな融資が可能かどうかの判断指標の一つとなっています。 是非、この機会に決算診断をしてみては、いかがでしょうか。
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